○池田説明員 炭窯の復旧に対する助成の問題でございますが、これは戰時中薪炭の供給が非常に苦しくなりまして、政府といたしましては、薪炭の生産、特に木炭の生産に対しましては、いろいろな助成の方法を講じたのでございますが、從來災害による炭窯の破壞に対しまして、復旧の補助をいたしたことは、ずつと以前に一度ぐらいございます。最近におきましては、これは一應主張はしておりますけれども、認められない状況にあるわけでございます
○池田説明員 それでは昭和二十三年度の林野局関係の被害及び復旧の計画について概略を申し上げます。 御承知のように、本年は六月の北陸震災と九月のアイオン台風と、この二つの災害を初めといたしまして、かなりな風水害があつたのでございます。これらの災害の林野局関係の災害が全部で約六十三億円に達しておる次第でございます。これは木材の流失、木炭の流失、炭窯の破壞、林道の被害、荒廃林地の被害、こういうふうなものを
○説明員(池田大助君) 年度毎の数字を申上げますと、初年度即ち昭和二十三年度が三十八万七千町歩、二十四年度が四十八万町歩、二十五年度が五十八万町歩、二十六年度が六十九万町歩、二十七年度が六十九万八千町歩、合計いたしまして五ヶ年間に二百八十八万町歩、こういう計画に相成つております。
○説明員(池田大助君) 尚五ヶ年計画の全般の数字について申上げますと、二十三年度の造林の数字は六十万町歩ではございませんので、三十八万七千町歩、こういうことに相成つておるのでございまして、先程の三十万町歩の差は國有林の造林及び公有林の官行造林、こういうことに相成つております。
○説明員(池田大助君) 五ヶ年計画におきまする昭和二十三年度の民有林の造林の面積は三十万町歩になつております。このうち十七万町歩を一般の造林の補助によつてやつて参り、残り十三万町歩は森林資源造成法による造林証券の方法によつてやつて参る。こういう計画になつております。で、一般の方に必要な造林の補助金は一應六億四千百万円を計上いたしております。
○説明員(池田大助君) 前に、八月以前水害のこと、それから九月災害のことをいろいろ申上げていたのでございますが、一應それらの関係も、全部につきまして集計いたしましたものがございますが、印刷は今日持つて参上いたしておりませんが、御報告いたしますか。
○池田説明員 農林省關係の計畫でありますが、先ほどちよつと御説明いたしましたように、第二期の森林治水事業は今年度をもつて終りますが、昨年度と今年度二箇年にわたつて、全國の荒廢地の現状をとくと調査したのであります。その結果、全國に存在する荒廢地が二十五萬町歩あるのですが、それに今囘新しく發生した荒廢地も考慮に入れて、これに對して五箇年の計畫で治山の事業を計畫するように進んでおります。
○池田説明員 これは造林及び治山につきまして、それぞれ五箇年計畫を立てております。昭和二十三年度以降五箇年間の計畫でもちまして、計畫を立てて豫算化すべく今努力いたしております。
○池田説明員 山林關係の被害でございますが、御承知のように山林關係は交通不便な奥地にございまして、その調査が遅れるのでございますが、ただいままでに私の方に集まりました資料に基きまして御説明申し上げます。 先ほど國土局長の御説明にもございましたように、今度の雨量は絶對量が非常に多くございました。三日間という短期間に四百ないし六百、最も多いところは秩父の六百十ミリということが記録せられておりましたが、
○池田説明員 私林務の関係でございまして、燃料の方を所管いたしておりませんので、御滿足のいくような御囘答ができませんのは、はなはだ申譯ございませんが、お話の點は歸りまして早速どういうふうな關係で、そういうことになりましたかどういうような點につきまして、十分調査いたしまして申し上げたいと思います。
○池田説明員 ただいまのお尋ねにつきましてお答えいたします。なぎその他の山崩れがあるかという點でありますが、この點は農林省にもただいまのところ報告は全然はいつておりません。御承知のように、山林の被害は奥地にある關係上、いつも報告が遲れるのでございます。東北地方の災害につきましても、山林の報告が約一週間以上後にぽぽつ入つてくるような状況でございますので、ただいまのところ報告はございませんが、今後の雨の